2021年01月29日 16:58更新
29日(金)の上越地方は、上空に猛烈な寒気が入り、昼頃から雪が強く降りました。海岸部と平野部では風も強まり、午前4時過ぎには大潟で最大瞬間風速24.1m、午後1時過ぎには高田で最大瞬間風速21.6mを観測しました。
上越市吉川区赤沢
大潟区雁子浜
強風の影響で、上越市吉川区赤沢ではトタン屋根が飛ばされて電線に引っかかったり、大潟区雁子浜では倒木などの被害もありました。
日中の気温はほとんど上がらず、午前8時以降、高田の気温は0度前後となり、午後2時前には-1度を観測しました。午後3時までの12時間の降雪量は、高田が18センチ、安塚が31センチでした。
雪が降りしきるなか、上越市大町では四・九の市が再開しました。朝市は、一斉雪下ろしのために今週いっぱい中止の予定でしたが、排雪が予定より早く完了したため、きょうからの開催となりました。
あいにく寒波で天気が荒れたため、出店は4店にとどまりましたが、それでも冬野菜などを買い求める人の姿がありました。
出店者は「荒天でも待っている人がいるから、できる限り出店したい。お客さんに『雪の中ありがとう』といわれ、来てよかった」などと話していました。
長岡市の気象予報会社スノーキャストによりますと、今夜からあす朝にかけて平地で最大20cmの降雪が予想されています。山沿いの地域では雪崩の発生にもご注意ください。
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