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尿ハネシート 特許庁「実用新案」に登録

2020年12月05日 13:00更新

男性が洋式トイレを使った時の尿ハネを防ぐ使い捨てシートを、上越市の高津要さんが考案した。高津さんはこのシートを特許庁の実用新案に登録、現在商品化に向けて取り組んでいる。

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これが洋式トイレの尿ハネを防ぐシートの試作品、その名も「トイレその前に…」。使い方はシートを便器に置くとドーム状の形がクッション替わりになり、尿が飛散しないということ。また、シートに穴をあけることで、さらに飛散しにくくなった。これでトイレを汚さず、掃除の手間が省けるということ。

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シートを考案したのは上越市在住で小学校の教員だった高津要さん66歳。高津さんがシートを作ろうと思ったのは、家庭生活の中で、妻から尿が飛散しているので気をつけるようにと言われたことがきっかけ。高津さんは「座って用を足すと残尿感がある。立って用を足すにはどうすればよいか考えた」と話す。

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そこで高津さんは県へ相談、飛散防止シートのアイデアを特許庁へ申請することにした。高津さんは「スナックや居酒屋などでは全員が座ってやるわけではない。シートがあれば清潔感のあるトイレの時間を過ごせる」と意気込む。 

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高津さんの飛散防止シートは9月に特許庁の実用新案に登録された。現在は商品化に向け、細かな形状や使い捨てできる紙の素材について、企業や大学に協働を呼び掛けている。

高津さんは「これからは企業など専門的な方から力添えを頂きながら、より良いもの効果的なものを作っていきたい」と力を込めた。

■問合せ:高津要さん ℡090-8850-9830

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