2020年11月17日 15:38更新
快適!ガスライフ!
上越市ガス水道局の新しい庁舎がえちごトキめき鉄道春日山駅をはさんだ向かい側に完成し、今月24日から業務をはじめる。調理器具から床暖房まで、最新のガス機器を並べた「ガステラス」が目玉となっている。
新しいガス水道局の建設費は約13億1,500万円。鉄骨造り3階建てで延べ床面積は約2,600㎡と現在の庁舎より少し大きくなった。
1階には、これまでにないショールームとして、「ガステラス」が設置されている。さまざまな最新のガス機器を見るだけでなく、実際に体験することができる。
多目的スペースにはガスの温水を使った床暖房が入っている。さらに、ガス温水床暖房と電気エアコンの違いを体感できる部屋も設けられた。
最新式のビルドインコンロのついたクッキングルームでは、アフターコロナに、料理教室が開催される予定。この他、ガス漏れをすばやく感知、知らせる機器なども展示されている。
完成した庁舎は、災害でガス水道が止まった時、3階会議室に災害対策室を設け、復旧拠点となる。建物の耐震構造は震度7に対応。停電時には72時間稼働できる非常用発電設備をはじめ、1週間分の汚水を溜められる緊急汚水槽もあり、平時と変わらずにトイレなどが利用できる。
駐車場の堆雪場には地中熱を使ったヒートパイプがあり、すみやかに雪を解かすことができる。
また、庁舎正面には大正時代に始まった県内初の公営ガスのルーツを表す象徴としてガス灯2基が設けられた。
ガス水道局の業務開始は24日からで、ガステラスも同時にオープンする。
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