2020年11月17日 11:06更新
「いじめ見逃しゼロスクール集会」が16日、妙高市立斐太北小学校で開かれた。
これは、県が取り組んでいる「いじめ見逃しゼロ運動」として行われ、全校児童77人が参加した。はじめに休み時間のドッジボール遊びを題材に、いじめが起きやすい状況を、教員が児童の役を演じながら劇で紹介した。劇はドッジボールが苦手な女子児童にボールを回さず、仲間外れにする内容。
この後、児童は縦割り班に分かれ、ドッジボールで起きたいじめについて話し合った。児童は「自分だったら(やめようと)言えない。でもいじめになるなら言ったほうがいい」などと話していた。会の進行役を務めた教育指導主任の佐藤仁教諭は「何もしなければいじめてるのと一緒。自分はしてないけど、そのいじめはOKだと言っている」と訴えた。
児童はいじめを防ぐために「よくドッジボールをするのでパス回しなどをよく考えたい」「(いじめを指摘することが)怖いなと思うより、助けなきゃと思うことが大切」と話していた。
集会のあとは、「命」をテーマにした講演会が開かれた。
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