2020年11月11日 18:00更新
人材不足に悩む介護業界を支援しようと、ハローワーク上越は市内の福祉事業所と求職者の就職面接会を開いた。
面接会は、11月11日の「介護の日」に合わせて毎年開かれている。例年は事業所20社ほどが一度に参加するが、今年はコロナ対策で10日から5回に分けて行われている。
ハローワーク上越によると、介護の仕事は労働条件が合わずに離職する人が多く、人手不足が課題となっている。ハローワーク上越 職業紹介部門の田中勝さんは「介護職は夜勤や休日勤務で重労働というイメージがあり、就職を躊躇される。面接会などを開いて企業との出会いの場を提供し、職業の理解を深めてもらいたい」と話していた。
11日は上越地域の事業所3社と、介護分野の職を希望する3人が参加した。中には、一度介護の仕事を離れたものの、復帰したいという人もいた。
田中さんは「資格や経験がなくても意欲が高い人もいる。事業所には一人でも多くの採用をお願いしたい」と話していた。
ハローワーク上越では、このほかにも福祉分野の面接会を年2回開いている。詳しくはハローワーク上越までお問い合わせください。
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