2020年11月04日 17:13更新
子育ては「会話」が大事!
親子のコミュニケーションをテーマにした子育て講座が、11月4日上越市市民プラザで開かれた。
子育て講座の講師を務めたのは、東洋大学国際学部の教授 沼尾波子さん。沼尾さんは、8年前に上越市を訪れ、NPO法人マミーズ・ネットが取り組む子育て支援活動を取材したことがある。
沼尾さんは、市内外から参加した母親21人を前に、親子の「対話」の大切さについて話した。
その中で、沼尾さんはステイホームなどでは、子どもは親の気持ちに敏感だから、気を付けなければいけないと話した。そのうえで、親は目先の子どもの行動きにとらわれて責めるのでなく、長い目で成長をみることが大事だと話した。
この後、参加者はグループに分かれて子育ての悩みなどを話し合った。沼尾さんは「子どもが今見ていると思ったら、笑顔で目を合わせてあげることが大事」と話し、子育てに大切なことを料理の「白和え」に例えて「しっかり聞く」「楽観的にとらえる」「ありがとうを伝える」「笑顔を忘れない」と説明した。
沼尾さんは、「家の中で親子で過ごす時の対話について考える機会にしてほしい。コロナ禍でも、新しいことを上手に楽しむことが大切だと思う。対話や、やり取りをしながら、不安を感じずに楽しく過ごしてほしい」と話していた。
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