2020年10月22日 12:14更新
今年度で閉校が決まっている上越市立山部小学校で18日(日)、最後のみかぶり文化祭が開かれた。
5・6年生は「ありがとう!山部小学校~138年の歴史~」という劇を披露した。児童は学習で、地域の人から子どものころの話を聞き、昭和30年代の子どもが、どんな暮らしをしていたのか調べてきた。
劇には児童が扮する137歳の老人2人の同級生が登場し、学習で話を聞いた昭和33年、学校が100周年を迎えた昭和58年、そして令和2年の現在と時代を巡る内容。笑いとノスタルジーが一体となる物語で、感動のエンディングを迎えた。
また3・4年生は学習で調べた地域の宝について、1・2年生は学校生活での思い出を発表し、最後に全校児童で力いっぱい校歌を歌った。
小山教頭は「すべての学年の発表に、子どもたちが学習してきた成果が出ていた。なかでも5・6年生は138年の学校の歴史を丹念にふり返り、昔の子どもの生活の様子を上手に観客に伝えていた。劇の完成度も秀逸だった」と話していた。
発表会の後には、全校児童と保護者で、閉校記念の親子制作を行った。インクを付けた手でスタンプし「ありがとう!山部小学校」の文字を完成させた。作品は閉校記念式典まで、体育館に飾られる。
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