2017年05月21日 18:34更新
現役で稼働する日本最古の映画館「高田世界館」(上越市本町6)で21日、はじめて結婚式が行われた。
式を挙げたのは高田世界館の支配人上野迪音(みちなり)さんと絵美さん。
上越市出身の上野さんが、世界館の運営を支えるボランティア活動をしていた、同じく上越市出身の絵美さんと結婚。自身が支配人を務める高田世界館で式をあげた。
高田世界館は明治44年に芝居小屋「高田座」として開館した。大正5年に世界館と改称し、以来106年間映画館として稼働している。100年を超える歴史の中で初の結婚式には、約180人が参列し2人を祝福した。
乾杯の際には越後上越上杉おもてなし武将隊がお祝いをしたり、本町4丁目の讃岐うどん房 鶴越(つるこし)からウェンデングケーキならぬ、ウエディングうどんが提供されたり、演出でも会場を盛り上げていた。
支配人の上野さんは「世界館をもっともっと笑顔あふれる場所にしていきたい。人生と共にある場所にしていきたい」と決意を語っていた。
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