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三和区北代 宮沢栗農園「焼き栗」販売がスタート

2020年09月13日 19:37更新

秋の香りホクホク!

上越市三和区北代の宮沢栗農園が圧力釜を使った焼き栗の今期の営業を12日から始めた。今シーズンは店頭での過密を避けようと週末だけでなく、平日の午前中も営業する。

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宮沢栗農園では2.6haの農園で18品種の栗の木約800本を栽培している。そこで収穫された栗の一部を圧力釜を使って蒸し焼きする「焼き栗」の販売を平成13年から直売所で続けていて、毎年人気を集めている。栗は収穫後に0℃に保たれた氷蔵庫で1か月ほど熟成させることが宮沢栗農園の大きな特徴。これによりデンプンがショ糖に変わり、糖度が3倍近く増えるという。

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蒸し焼きの前に、均一に火が通るよう栗の座に切り込みを入れ、20分ほど焼きあげると実離れのよいホクホクの焼き栗が完成する。 宮沢和一代表は今シーズン収量が不足しているとして「7月の日照不足と8月の高温障害で栗が太れなかったせいで、例年よりも小粒で小さい。いまは早生だが中生、晩生は少しは回復するかなと期待している。 逆に8月暖かった分甘みはあると思う。うちは氷蔵熟成もしているので間違いなく甘い」と話している。

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現在店頭で焼かれているのは早生栗の丹沢 。10月半ばからは代表が地元特産にしたいと話す「謙信甘栗」、11月からはモンブランにすると最高で、艶がピカピカの「人丸」などの品種がでてくるという。

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これまで営業は週末限定だったが、新型コロナの感染対策として店頭での過密を避けるため、ことしは平日の午前中も行う。また19日頃からは生栗の販売、10月からはあるるん畑にも生栗・焼き栗の販売を予定している。宮沢栗農園の焼き栗は11月中旬まで続く。 

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