2020年09月11日 10:55更新
底引き網漁が今月1日、県内で解禁された。メギスやノドグロなど上越市内の鮮魚店には、旬の地魚が並ぶ。
上越市五智国分にある「さかなや魚勢」では、底引き網漁の解禁を受けて、魚市場で競り落とされた旬の魚が並んだ。さかなや魚勢の山川 純さんは「コロナの影響で飲食店からの注文が厳しい。今年は例年より安いので地元のお客さんにおすすめしたい」と話した。
深海魚のメギスは、おととし記録的な不漁だったが、今年はまとまった水揚げとなった。魚勢では、15㎝から20㎝ほどの小ぶりのメギスが人気。すり身やフライで食べると小骨が気にならない。
ノドグロは獲れる時期が短く、この1,2週間がピーク。大きいものは700gほどで、煮つけや塩焼きがおすすめ。
そして、何かと話題のサンマは1尾580円。底引き網漁が始まったこの時期は、甘エビやアジが安く買える。また、秋から旬を迎える紅ズワイガニは、身が詰まって最も美味しい時期。
山川さんは、「魚が一番並ぶ朝に購入するのがおすすめ。ノドグロとメギスは豊富に入荷しているのでぜひ来てほしい」と話していた。
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