2020年09月01日 05:00更新
コロナ禍でオープンキャンパスが難しいなか、県立高田高校でオンラインを使った「東京大学ツアー」が28日に行われた。
「東大ツアー」はキャンパスの様子を知ってもらおうと、現役東大生が企画した。この日は1年生240人が希望する学部の教室に分かれオンラインで説明を受けた。
内容は、学部の魅力から大学生活、進路の選び方まで。生徒たちは真剣に耳を傾けていた。話を聞いた生徒は「(コロナで)遠くに行くことが難しいのでこうして自分たちの学校で話が聞けるのは助かる」「機械に興味があったので(工学部を)選んだ。話を聞いて興味がわいてきたので良かった」と話した。
説明側の代表をつとめる石山幸秀さんは、高田高校の卒業生。石山さんは、「コロナで休校期間が長かったため、1年生は進路選択で不安だったと思うのでそれを解消したくて企画した。自分が受験する際に本当にたくさんの方にお世話になったので恩返しできるという意味でうれしく思う」と話した。
この日は、進路選びや勉強の悩みなどについて、個別の相談会も行われた。相談会では生徒から「部活と勉強の両立が難しいけど大学生のみなさんはどう両立していたか教えてほしい」と質問があり、大学生は「(自分は)授業の間の休憩時間で勉強していた」とアドバイスしていた。
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