2020年08月20日 14:15更新
上越市板倉区宮島にあるファームあぜがみでイチジクが旬をむかえ、出荷が始まっている。ファームあぜがみは30アールの畑でイチジク約450本を栽培している。これは上越市内に15軒あるイチジク農家で最大の規模。
今年の収穫は長雨の影響で例年より1、2週間遅く先週から始まった。ファームあぜがみの畔上克己さんによると「7月の長雨で疫病にかかり防除を何回もしたが、平年並みの収量を見込んでいる」ということ。
この時期収穫している品種は「枡井ドーフィーン」。日本で栽培されているイチジクの70%を占める品種で、甘くて病気に強く栽培しやすい。
作業は朝5時から始まる。朝に採るとハリのある最も美味しい状態だということ。
1本の木から採れるイチジクは約300個。19日はいつもより多い約80㎏を収穫した。糖度は平均16度で、甘いものでは20度になるものもあるという。
収穫は品種を変えながら11月中旬まで続く。ファームあぜがみのイチジクは、あるるん畑や直売センターとまと、四季彩館みょうこうなどで買うことができる。
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