2020年07月28日 21:08更新
妙高高原の温泉入浴剤を同封した「夏だより」を、地元旅館の女将さんたちが県内の温泉ファンへ発送することになった。
これが「夏だより」。手紙と一緒に妙高高原温泉の入浴剤が同封されている。夏だよりを書いたのは、赤倉温泉や燕温泉など地元の旅館10軒でつくる女将会。
28日は女将さん9人が集まり、夏だよりに署名して入浴剤の同封作業を行った。宛先は妙高ファン倶楽部の県内会員200人。
夏だよりは女将会初めての取組み。新型コロナウイルスの影響で観光客を迎え入れることができないなか、妙高高原の温泉を忘れないでほしい、そして落ち着いたら来てほしいという願いが込められている。
妙高山里の湯宿香風館の加藤春美さんによると、春先はコロナ禍で休業している宿が多くひっそりとしていたが、6月頃から県のキャンペーンが始まり少しずつ客が戻ってきた。しかし学生の合宿がほとんどなくなり、合宿をメインに受け入れている宿は、まだ客がいない状態だという。
赤倉温泉の村越恵子さんは「女将にできることを考えて女将会のみんなで知恵を絞り、温泉の素が入った便りを出すことになった。少しでも集客につながってほしい」と話している。
温泉の入浴剤は燕温泉、関温泉、赤倉温泉の3種類。夏だよりには観光客にむけたPR情報なども入っている。
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