2020年07月17日 21:47更新
レスキュー魂が熱い!
災害や火災での救助技術を高めようと上越地域を含む4つの消防本部が17日、合同の交流会を開いた。
交流会には上越、柏崎、糸魚川、十日町の4つの消防局、消防本部から75人が参加した。これは毎年行われる県の消防救助技術大会が新型コロナの影響で中止になったことから、その代わりに開かれた。
種目ははしごやロープを使ったものなど7つ。いずれも人命救助につながる速さと正確性が求められる。17日は本来県大会に出場する予定だった実力者が並び、日ごろ磨いた腕の見せ所となった。
上越地域消防局の齊木俊明消防士長は「障害突破で培った技術、体力、精神力が現場につながる。今年の大会は集大成のつもりだったが中止になり、きょうの場をもらって悔いのないゴールができた」とふり返った。
また、糸魚川市消防本部の田村秀人消防副士長は「上越の庁舎は初めて来て、非常に整った施設で訓練がしやすい。隊員相互交流をはかって、市民の安心安全のために訓練を重ねたい」と話した。
上越地域消防局の伊藤公雄消防局長は「交流会で強めた絆を市民地域のために還元できれば」と意気込んでいた。
この後、参加者は技の向上について意見を交わしたということ。
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