2020年07月14日 21:48更新
関根学園高校で14日、就職希望の3年生にむけて独自の企業説明会が開かれた。卒業後に就職を希望する高校生は、例年は地元企業によるガイダンスを受けられたが、今年は新型コロナの影響で中止となった。
関根学園高校の鈴木重行 校長は「自分の進路を決める決めていくきっかけが作れない状況で子どもたちも困るので最初のきっかけとして企業の様子を知ってもらうため始めた」と話す。
説明会には、来春の卒業後に就職を希望する3年生の62人が参加。これは3年生の37%にあたり、例年どおりの割合ということ。
説明側には上越市・妙高市にある企業34社が参加し、多くが過去に関根学園の卒業生を採用した実績がある。 採用職種は製造から営業・販売、調理、介護など様々。
参加した企業は「例年ハローワークで行われるのが無くなり学園から案内をもらってありがたい」「生徒もうなずいたり反応していたのでやりやすかった。生徒にとって進路を決める重要な材料。こういう機会があった方がいい」と話した。
参加した生徒は「(就職の実感が)無い。なので焦っている。会社の理念が自分に合っているかみている」「質問にも答えてもらい分かりやすく教えてもらった。大事に決めたい」と話していた。
ハローワーク新潟によると、来春卒業予定の高校生のうち、就職希望者は3,531人で、そのうち、9割以上が県内での就職を希望しているということ。
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