2020年07月06日 17:56更新
1年間にわたって従業員が交通事故を起こさなかった企業に、上越警察署から表彰状が贈られた。
この表彰は、上越警察署と自動車安全運転センターが、年に3回行っている。審査の対象となるのは、自動車安全運転センターに、従業員の「運転記録証明書」を申請している企業。従業員が公私にわたり人身事故を起こしていないこと、さらに職場ぐるみで安全運転に努めていることが求められる。
今回は、6社が受賞した。このうち、最高賞のプラチナ賞には、総合建設業の田中産業と石油製品の輸送業インペックスロジスティクスの2社が選ばれた。
今回、プラチナ賞を受賞した田中産業では、ドライバーが運転中に危険箇所に気付くと声に出して注意力を高めるようにしている。さらに、ドライバー同士でドライブレコーダーをチェックして、安全運転しているかどうか確かめている。
田中産業の田中朗之ゼネラルマネージャーは「厳しく言われる中で結果に結びつきうれしい。社是は「安全はすべての作業に優先する」。今後もプラチナ賞がもらえるよう無事故無違反を徹底したい。」と話していた。
また、インペックスロジスティクスでは、石油製品など危険物を取り扱うだけに運転だけでなく作業全体での安全確認を徹底してきた。
インペックスロジスティクス伊藤淳一運輸営業部長は「安全最優先。指差呼称が原点。一つの作業では、急がず確実に進めるのが基本。」と気を引き締めていた。
このほか、金賞には、田中運輸機工 銀賞には、佐川急便上越営業所と名立運送。銅賞には、第一貨物上越営業所が選ばれている。
上越警察署岡村厚署長は「他の模範となって職場や家庭に交通安全の輪を広げてほしい。」とは穴していた。
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