2020年06月29日 18:42更新
上越市立直江津小学校の児童が地元、直江津のまちを元気づけようと29日、メッセージ付きのつるし飾りを直江津駅に取り付けた。
つるし飾りの上のポットは駅弁でおなじみの「ポリ茶瓶」。下にはメッセージを書いた短冊が付いている。つるし飾りを作ったのは、直江津小学校の5年生。児童は、コロナ禍による臨時休校が終わるとすぐに5つのグループに分かれ、まちを元気にする活動に取組んできた。このうちの1グループがつるし飾りのアイデアを出し、8人で150個を作った。「ポリ茶瓶」は2年前、鉄道の学習を通じて市民団体から寄付されたもの。瓶には、オレンジや水色など絵具をとかした色水を入れ、鮮やかに仕上げた。
短冊には「コロナに負けるな」など、全校児童や先生たちが書いたエールが添えられている。つるし飾りは、通勤通学の人たちに見えるよう、改札近くの手すりに取り付けられた。
児童は「直江津祇園祭などイベントが中止になっているので、みんなを笑顔にしたい」「同じ色だと寂しいと思い、いろんな色にした。直江津が元気になってほしい」と願った。直江津駅の竹内幸一駅長は「駅は朝・夕方を中心に学生などが利用しているので、メッセージを見て元気になってほしい」と話した。
駅のつるし飾りは8月いっぱいまで。このほか、地元の菓子店やコンビニ、合わせて3か所でも見ることができる。
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