2017年05月08日 15:29更新
上越市立水族博物館の休館まで一週間を切った。休館後には約200種類、1万匹の生き物を他の施設に移す作業がはじまる。休館を前に、同施設ではあす9日から、水を抜いた水槽に入って、記念撮影ができるメモリアルイベントがはじまる。
中に入れるようになるのは、クエやヒラメ、マダラハタなど7匹の魚が泳ぐ、水量約6トンの水槽。きょうはイベントを前に、魚たちを別の水槽に移動し、水槽の水を抜く作業が行われた。
水槽の裏側では4人の飼育員たちがスタンバイし、魚を傷つけないようにタモ網でゆっくりと引き揚げていった。大型の「クエ」は、重さが約12㎏あり、タモ網では対処できず、担架を使って移動させた。
飼育員は「閉館する水族館ならではのイベント。この施設で魚を鑑賞できるのはあとわずか。悔いのないよう楽しんでもらいたい」と話している。
「水槽の中、入っちゃおう!」イメージ
長期休館に向けたメモリアルイベント「水槽の中、入っちゃおう!」は、あす9日(火)から14日(日)の閉館日まで開催される。水槽のガラスに穴をあけて、そこから出入りできるということ。
※2017年5月8日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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