2020年03月31日 18:19更新
自宅より「ホーム」学習!
えちごトキめき鉄道は直江津駅のホームに学生向けの自習室を4月1日から開設する。
自習室は直江津駅の3・4番線のりばのホームにあった待合室を改装して作られた。座席は24席。卓上コンセントが12口あるほか、荷物を置く棚やホワイトボードも用意され、4月中旬には冷暖房が完備される。えちごトキめき鉄道の1日あたりの利用客は約1万1,000人で、そのうち6割が中学生や高校生という。
同社の鳥塚亮社長は「トキ鉄の1番のお客様は通学の生徒たち。そこに向けての利便性の向上。昔ながらの長いホームで待合室が2つあったが、今はひとつで十分。もうひとつの部屋を改装して学生の勉強の部屋にした。」と話す。
学習室には防犯カメラもあり、駅員などが適時見回るほか、ウイルス感染防止対策で窓を開けて喚気も実施する。その窓には駅員からのメッセージステッカーも貼られている。
自習室の利用は4月1日より。時間は午前7時から午後10時まで。無料で使えるがホームにあるため乗車券や入場券が必要となる。また室内の飲食は禁止、学生以外の人の利用はできない。鳥塚社長は「ここで勉強して立派な大人になり、将来この国を背負って立つ。そうなれば『トキ鉄』を絶対忘れないでいてくれる。将来懐かしんでくれる『駅の思い出』になれば人生にとって素敵なこと。」と話している。
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