2020年03月16日 13:37更新
上越市のさんわ保育園やつちはし保育園など4つの公立保育園の民営化に向けて、4つの事業者が内定した。今後は、村山市長が内容を吟味して最終決定する。
上越市は4つの公立保育園の民営化を目指し、去年暮れから事業者を公募していた。その結果、5つの法人から応募があり、書類と面接による審査が行われた。
13日は、事業者選定委員会の山口美和委員長などが村山市長に審査の結果を報告した。それによると、さんわ保育園は「社会福祉法人 上越あたご福祉会」、つちはし保育園は「社会福祉法人 みんなでいきる」、春日保育園は「社会福祉法人 上越妙高福祉会」、なおえつ保育園は「株式会社リボーン」が選ばれた。
審査のポイントは保育で目指す目標や資金、運営計画など。今後は村山市長が選定結果をもとに、年度内に事業者を最終決定することになる。村山市長は「保育の質を上げることを考えたとき、民間に移管しても対応できると判断した。それぞれの園とスムーズな移管ができるようにしていきたい」と今後を見据えた。
山口委員長は「障がい者、高齢者福祉をこれまで展開している事業もある。特色を生かしてより良い環境を作ってほしい」と話した。
民営化は令和4年度から。それまで事業者と保育園、保護者などが運営方法を話し合ったり、事業者の職員が現在の職員と一緒に保育にあたるなどして、スムースな引き継ぎを目指す。
※ご覧の記事の内容は2020年3月16日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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