2020年01月10日 11:08更新
今月26日、上越体操場「ジムリーナ」のオープンが予定される中、上越市は次世代の選手育成に取り組もうと、女子体操の指導者を地域おこし協力隊員として採用することになった。
体操の指導者として採用されるのは、兵庫県出身の青山人士さん34歳。日本体育大学の選手として全日本学生体操競技選手権で個人総合優勝、指導者としては兵庫県夙川高校の体操部で顧問を務め、インターハイや国体などで監督を歴任した実績がある。採用後は地元体操クラブ、レインボージムナスティックス大潟で小学生から高校生まで、女子25人の指導にあたる。
青山さんは転職を決意した理由について「上越市の皆さんの体操に対する熱い思いが伝わってきた。自分もその一員になりたいと思って転職を希望した」と話した。
上越市の体操環境やジュニア選手については「日本代表選手を育成できる環境だと第一印象で感じた。選手に関しては前向きで努力する選手ばかり」とそれぞれの印象について語った。
村山市長は「まずは3年間という期間で自分の持っている実力を充分に発揮してほしい」と激励した。
レインボージムナスティックス大潟の佐藤一徳専務理事は青山さんについて「指導にあたる上で、男性のできる仕事中心に子どもたちの技術をあげる補助、援助をどれくらいしてくれるか期待している」と話した。
青山さんは「目先の目標は来年度の全国大会での入賞。将来は上越市から日本代表選手を出したい」と今後の目標を語った。
指導者は去年4月、男子新体操でひとりが採用されている。これで男子新体操、女子体操と指導者が揃ったことになる。
※ご覧の記事の内容は2020年1月8日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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