2020年01月09日 14:55更新
人口減少が課題となるなか、首都圏との関係人口を増やそうと妙高市は、えちごトキめき鉄道の妙高高原駅に来月、いわゆるコワーキングスペースを設けることになった。市では都会のサラリーマンが妙高市で仕事をしながら、高原リゾートを満喫できるようにする狙い。
妙高高原駅にできるのはコワーキングスペースと呼ばれるビジネスマン向けの作業場。
場所は、駅のホーム内にあり、これまで倉庫として使われていたものをリノベーションする。広さは23㎡、約10人が作業できる。オープンは来月14日の予定。春にはカフェも併設される。
コワーキングスペースの運営、管理は、ウェルビーイングジャパンが受託し7日、妙高市と協定を結んだ。今後、ウェルビーイングジャパンは、首都圏の企業やフリーランサーなどにコワーキングスペースを貸し出す。この取り組みによって、市では、ワ―ケーションと呼ばれるリゾート地で仕事と休暇を楽しむ人を呼び込みたい狙い。 ウェルビーイングジャパンの野口茂一代表取締役は「大きな人生の中でひとつのツールとして働き方がある。妙高高原は、素晴らしい自然環境と食の文化、ブランド力がある。こういった地域で働く方に幸せになっていただきたい」と話した。
ワ―ケーションによる滞在期間は1週間を想定している。市では、外国人観光客への利用もよびかける予定。入村明市長は「市も命がけで地域の将来、新たな働き方に本気で取り組んでいく。みなさんと一緒に間違えのないもっとできるという可能性を追求して頑張る」と呼びかけた。
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