2019年11月11日 19:37更新
花角県知事が県民と意見交換する「車座トーク」が11日妙高市で開かれ、インバウンドの拡大に取り組む4人が、観光面での広域連携の必要性を訴えた。
車座トークが妙高市で開かれるのは、これが初めて。今回は「インバウンドで地域を元気にする」をテーマに、外国人観光客の誘客に取り組む観光協会やスキー場の関係者など4人が花角知事と意見を交わした。
はじめに花角知事が妙高の魅力について、「台湾や香港の人にコメのおいしさは響くか?」と尋ねると、地域のDMO、妙高ツーリズムマネジメントでインバウンドを担当する台湾出身のサイ・ウェンルさんは「新潟のコシヒカリはブランド。試食してもらい評判はいい」と答えた。
またロッテアライリゾートのセールスマネージャー、岡田麻梨亜さんはスキー場の利用客の声として「パウダースノーがある場所に北陸新幹線があり、スムーズにアクセスできる」と好評であることを紹介した。
続いて花角知事が、多くの人にアピールするには他の観光地との差別化をあげ、「従来の観光資源に手を加えて伝える必要があるのでは」と問いかけた。
これに対してサイさんは、十日町から佐渡までサイクリングできるよう広域で連携する必要があると答えた。
また、杉野沢観光協会の会長で民宿を経営する鴨井茂人さんは、妙高市は海や山が近く食に恵まれているものの、メインとなる食材ないため、村上のサケや寺泊のカニといった新潟県を巡るグルメツアーを提案した。
花角知事は、車座トークを終え「広域として長野県・スノーリゾート同士の連携もある。中越、村上も含め、魅力をつなぐ作業がいる」と話した。
※ご覧の記事の内容は2019年11月11日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 11月11日 19:00~11月15日 19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.