2019年07月02日 10:31更新
上越市で活動する越後くびき野剣士会は、小学生の部、中学生の部ともに来月、全国大会に出場することになった。現在、本番へ向けて稽古に汗をかく毎日。気合の入った様子を取材した。
全国大会に出場するのは小学生の部5人、中学生の部5人のあわせて10人。先月開かれた県大会では、小学生の部がベスト8、中学生の部は5位となり、それぞれ全国大会への出場権を手にした。
小学生大将の宮田一平さんは「涙が出るほどうれしかった」と。また中学生大将の伊藤瑠牙さんは「出場が決まってうれしかった」と話した。
6月25日は、速い足さばきや踏み込みを洗い直すなど、基本を踏まえた稽古に取り組んでいた。その上で、全国の強豪を相手にどう戦うか、ひとりひとりが考えながら、技に磨きをかけた。
監督の宮田大資さんは「うちの良さは出会い頭、前を狙うことがうちの剣道。剣道は心の競技、ひたむきに相手に向かって欲しい」と話す。
越後くびき野剣士会は5年前から活動をはじめ、現在、幼児から高校生まで約50人が週4回の稽古に励んでいる。会のモットーは、剣道を好きになること、仲間を大切にすることなど、体と心の鍛錬をめざしている。
会長「健全育成を一番に掲げている。…仲間同士助け合いながら、指導的な立場に立つ子を育てたい」
全国大会は小学生の部が昨年に続いて2回目。中学生の部は初めての出場となる。監督は「普段やっていることを信じて挑戦者の気持ちで向かって欲しい」とエールをおくる。
本番は、東京の日本武道館で7月29日、30日におこなわれる。
小学生大将の宮田さんは「コート優勝したい!」
中学生大将の伊藤さんは「同じ中学校なのでチームワークが良い。しっかり先鋒から大将までつなぎ最後は大将で勝つ。優勝したい!」と意気込む。
この他、頸城大瀁少年剣道部が県大会で優勝し、中学生の部に出場することになっている。
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