2019年06月07日 20:03更新

上越市大島区仁上地区で8日から、恒例の「仁上ほたる祭り」が開催されます。

ホタル乱舞の様子

大島区仁上は30年以上前から、ホタルの里として知られています。「仁上ほたる祭り」はゲンジボタル、ヘイケボタルの乱舞が名物で、毎年市内外から約4,000人が訪れています。

なかでもゲンジボタルは水の枯れないきれいな小川に生息しています。田んぼの周辺でよく見られるヘイケボタルに比べて体が倍近くあり、光り方も穏やかで趣があります。

「仁上ほたるの会」樋口さんによりますと、6月6日時点で約60～70匹のホタルが確認できたということです。期間前半の「ほたる公園」では6月15日頃から、後半の「ほたる見台」では6月末頃に見ごろを迎えます。

ホタルが飛び出すのは、午後7時30分ごろからですが、見ごろは午後8時から9時頃にかけ。風の強い日は、あまり見ることが出来ません。多少の雨には負けないそうで、月夜よりも小雨のほうが見ごたえがあるということです。

ホタル乱舞の様子　

初めて来場された方には、ほたる保護指導員による現地案内と簡単なホタルの説明が行われます。但し金曜、土曜、日曜日など来場人数によっては出来ない場合もあります。

また、会場では地元の山菜の販売などもあり、初日の6月8日には「まつり開き」と題し、地元のかあちゃん達の手作り「重箱料理」のおもてなしがあります。

ホタルを観察する時の注意点
・ハイヒールやサンダルは禁止
・蚊取り線香などの防虫剤は持ち歩かない
・会場内は撮影禁止（ライトや携帯電話の光も）
　※詳しくは仁上ほたる祭りHPまで

仁上ほたる祭り
■日にち:6月8日（土）～7月6日（土）
■見ごろ:20:00～21:00頃
■場所:上越市大島区 ほたる公園周辺～ほたる見台
■問合せ:仁上ほたるの会（樋口さん） ℡ 090-2522-3728