2019年05月27日 21:05更新

高田城百万人観桜会が開かれた高田公園でサクラの木に感謝の気持ちを込めて肥料を与える「お礼肥え」が27日から始まった。

お礼肥えはサクラの木に栄養を補給するため、花が終わったあと、肥料をあたえるもの。上越市では、観桜会の後のこの時期に、10年以上前から行ってきた。作業は、根の周りに約20cmの穴をあけ、チッソやリンが含まれた粒状の肥料を入れる。

お礼肥えは公園にあるサクラおよそ2,200本すべてに1週間ほどかけて行われる。桜守の小山秀さんは「サクラの木は花でかなりのエネルギーを使い、今はエネルギーを使い果たした状態。きれいだねと言ってみてもらえるように願いを込めて作業を行っている」と話した。