2019年03月30日 09:35更新
妙高市で食用のホオズキが収穫の最盛期を迎えている。
妙高市中川のビニールハウスで栽培されているのは食用のホオズキ。道路や橋の維持管理にあたるアサップが、妙高市の特産品にしようと3年前から栽培している。長さ85mのハウスでは、ホオズキ765株が水耕栽培で育てられている。
収穫は2月から始まり今が最盛期。アサップの小川克昌社長によると食用ホオズキの栽培は、他の地域でもおこなわれているもののこれほど大きなハウスで水耕栽培しているのは世界でここだけだという。
小川克昌社長は「ホオズキを食べられないと思っている人がまだ多い。珍しいフルーツなので香りに驚き味に感動する。甘酸っぱい味で、味見した人の多くは買い求めてくれる」と話している。
収穫したホオズキは道の駅あらいやあるるん畑、フルサット、妙高山麓直売センターとまとに出荷され、50g入りで約500円で販売されている。
また、市内のペンションや菓子店でも食材として使われるようになってきていて徐々に認知度が上がっているという。
小川社長は「新潟県といえば米や酒だが、フルーツホオズキが全国に知れ渡り、世界に広がればうれしい」と話していた。
ハウスでの収穫は6月頃までつづけられ約500㎏の収量を見込んでいる。アサップでは栽培技術が年々向上していることから来シーズンは倍の1トンを収穫できるのではと話している。
※ご覧の記事の内容は2019年3月29日(金)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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