2017年03月04日 21:10更新
上越市と妙高市にまたがる関山演習場などで今月6日から実施される陸上自衛隊とアメリカ軍の共同訓練に、アメリカ軍の輸送機オスプレイが参加する。これに反対するデモ集会が4日に上越市で開かれ、650人が訓練の中止を訴えた。
集会は今月6日から17日まで、上越市と妙高市をまたぐ関山演習場、群馬県の相馬原演習場及び相馬原駐屯地で行なわれる日米共同訓練に、アメリカ軍の輸送機オスプレイが6機程度参加することを受けて開かれた。
集まったのは地元をはじめ長野、富山、石川、福井の市民など650人。集会では、主催者のひとりで弁護士の馬場秀幸さんが昨年12月、沖縄県でオスプレイが訓練中に不時着して大破した事故に触れ「事故の検証なしにオスプレイを飛ばそうとしている。事故の責任やリスクを抱えていない」と批判した。また地元の住民を代表して関山演習場から2キロほど離れた場所に住む女性は「オスプレイに欠陥があって 学校 介護施設 スキー場に落ちたらどうなる。オスプレイが来ないようにがんばりたい」と話した。
このあと一行は「オスプレイNO!!」と書かれた紙をもって上越市役所までの2キロを行進し、訓練の中止を訴えた。
※2017年3月6日 ニュースLiNKで放送予定 初回18:30~