2019年03月13日 15:58更新
スキー大会に出場していたため、卒業式に出席できなかった関根学園高校の3年生2人が13日、卒業証書を受け取った。
写真左からスキー部 佐藤進太郎さん 伊藤匠さん
2人はスキー部所属で、卒業式が行われた3月2日は大会に出場して欠席していた。13日は、2週間遅れの卒業式が校長室で行われた。
鈴木重行校長は2人に対し、「これから社会に出て辛いことや苦しいことがあっても努力を忘れず置かれた場所で咲いてください」とはなむけの言葉を贈った。
また、体育部門で功績を残したとして2人に賞状も贈られた。そのうち、佐藤さんは今年2月に行われたインターハイの大回転競技でみごと優勝したことで特別功労賞となった。佐藤さんは「大回転は優勝できたが回転は途中棄権。2冠をとりたかった。しかし、大回転で全国1番になれたので顧問に恩返しができたと思う」と振り返った。
伊藤さんは去年の選抜大会で大回転競技全国4位、今年は回転競技で県大会優勝したことで功労賞となった。伊藤さんは「3年間の思い出は全国大会で入賞できたことと、友達が仲良くしてくれて楽しかったこと」と話した。
2人は今後関東の大学に進学し、それぞれスキーの上位大会を目指したいと意気込んでいる。伊藤さんは「4年間じっくりスキーと向き合って勉強と両立させたい」、佐藤さんは「全国を目指す。インターカレッジに加えてワールドカップ・オリンピックで活躍できる選手になりたい。」と話した。
※ご覧の記事の内容は2019年3月13日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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