2019年02月21日 20:48更新
ユニバーサル・ランという言葉をご存知ですか? これはスポーツ義足を履いて子どもたちに障がい者スポーツを体験してもらう授業。このユニバーサル・ランが21日、頸城区の明治小学校で開かれた。
講師は東京パラリンピック陸上競技への出場を目指す選手が務めた。
「ユニバーサル・ラン」はスポーツ義足を体験することで健常者、障がい者の分け隔てなく心のバリアフリーへの理解を深めてもらおうという狙いがある。はじめに明治小学校の全校生徒がユニバーサルランについて説明をうけた。
講師を務めたのは東京パラリンピック陸上短距離競技への出場を目指す山下千絵さん。山下さんは、小学生のときに交通事故で左ひざから下を切断、大学でスポーツを専攻したことから板バネの義足に興味をもち、陸上競技に取り組むようになった。
説明をうけたあと、児童たちは実際に義足をはいて身体をうごかす難しさを体験した。体験した児童は「義足は足がない人のためだけに作られて、自分には関係ないと思っていた。こんなに大変なものを使っていてすごいと思った」と話した。
講師の山下千絵さんは「義足を使っている人もそんなに普通の人と変わらないということ。また講演を通して健常者と障がい者の壁を取り払いたい」と話しました。このプログラムは2年前からはじまり、これまで全国で150校以上、体験した児童は1万1,000人以上ということ。
※ご覧の記事の内容は2019年2月21日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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