2019年02月06日 15:56更新
上越市大潟区にある県立大潟水と森公園で6日、樹液を採って味わう体験会が開かれた。よく知られるメープルシロップとは一味ちがったようだ。
この体験会は大潟水と森公園が企画したもので、区内の住民など14人が参加した。
樹液を採ったのはオニグルミの木。一般的に知られるメープルシロップは、イタヤカエデの樹液ですがオニグルミからも採れるということ。作業ははじめにドリルで幹に深さ5cmから10cmほどの穴を開ける。するとまもなく樹液が出てくる。これは木が穴の傷を守ろうとして出すそう。
穴から樹液が出てくると参加者からは「すごい!」「大粒でゾウの涙みたい!」と声が上がった。
樹液は専用のチューブでペットボトルに貯めていく。参加者はさっそく味を確かめた。最初に口に含んだ参加者は苦笑い。「甘くないんだな」と一言つぶやいた。また「なんか青臭い?」「ただの水だなあ」とコメントが上がった。
つづいて、講師が出したのはおなじ樹液を1時間煮込んだもの。煮込むことで無色透明だったものが黄色く色づきメープルシロップになった。参加者は目を見開き「甘い!全然違う!密の味がする」と笑顔を見せた。
参加者は、樹液を採るだけでなく、約1時間半ほど公園を歩いて植物を観察した。
大潟水と森公園では毎月こうした観察会を開いている。今月10日は冬芽観察会、24日は木の実のひな人形つくりが行われる。詳しくは大潟水と森公園事務所へ。関連記事はこちらhttps://www.joetsu.ne.jp/70878
※ご覧の記事の内容は2019年2月6日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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