2018年11月30日 18:03更新
上越の冬の風物詩、「川渡餅」が11月30日と12月1日の2日間、高田、直江津の和菓子店で販売されている。川渡餅の由来は約450年前川中島の合戦にさかのぼる。上杉謙信が千曲川を渡る前、兵士にもちを配って士気を高め勝利したという故事にあやかり、毎年12月1日に食べられるようになった。謙信の武運から無病息災や子どもがたくましく育つよう願いが込められている。上越市本町2丁目のもちや菓子店では、開店と同時に川渡餅を買い求める人でにぎわっていた。購入した人は「きょうは川渡餅で元気付けないと!これは謙信にちなんでいて、ホームグラウンドだから!」とにっこり。もちや菓子店の川渡餅は今年とれたもち米を100%使ってつぶあん、こしあんの2種類がある。もちや菓子店の有澤公湖さんは「うちは杵つき餅で作っている。伸びあり、コシあり、食べては歯ごたえあり。上越の人は食べなきゃいけないものみたいになっている。昔はどういう味だったか分からないが今の時代の方がおいしいはず。」と話していた。川渡餅はのぼりが置いてある高田と直江津の和菓子店で販売されている。
※ご覧の記事の内容は2018年11月30日(金)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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