2018年11月27日 00:00更新
上越市立三郷小学校の全校児童が26日、プロの劇団員と一緒に宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を上演した。
この演劇は、文化庁が一流の芸術団体を全国の小・中学校に派遣する事業として行なわれた。
三郷小学校では、演劇を観るだけでなく児童も舞台に立つ前提で、3か月まえから稽古に励んできた。今年7月にはプロの俳優から指導を受けるワークショップも開かれた。
鐃村泰世 教頭は「7月のワークショップをきっかけに子供たちが全校練習や音楽の時間だけじゃなく、休憩の時間でもクラスや廊下で歌や動きの練習を一生懸命する児童の姿をみてきた」とふり返る。
今回上演されたのは、宮澤賢治の名作「銀河鉄道の夜」
中心人物を演じるのは、国内外で活動している「東京アンサンブル」の団員。
本番は、保護者や地域住民も駆けつけ会場の体育館は満員となった。
児童は、劇中で「ケンタウルス祭のうた」と「銀河鉄道のうた」の2曲を披露した。
出演した児童は「頑張って歌えたのでよかった」と出来に満足していた。
鐃村教頭は「 今回の公演が決まった時に暗幕が無いと公演ができないと知り、保護者や地域住民の皆さんが協力して用意してくれた。本当に感謝している。今後もこういった機会ができることを願っている」と話した。
※ご覧の記事の内容は2018年11月27日(火)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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