2016年10月22日 18:39更新
妙高市出身のスキージャンプ選手、清水亜久里(あぐり)選手と清水礼留飛(れるひ)選手の激励会が10月22日妙高市内で開かれた。2人は、2年後に韓国で開かれるピヨンチャン冬季オリンピックに向け決意を新たにした。
激励会は、去年発足した「清水亜久里・清水礼留飛 平昌五輪サポート会」が、今シーズンが始まるのを前に2人を応援するため開いた。会場には、礼留飛選手が所属する雪印メグミルクスキー部の原田雅彦監督も北海道から駆け付け、「プレッシャーを克服することで結果がついてくる」とスピーチし2人を激励した。会では、資金面でも2人を支援していて、この日は市民や団体から寄せられた激励金が手渡されました。
亜久里選手は「調子も上がりレベルも世界で戦うため近づいている。あと1年半、結果残せるよう頑張りたい皆さんの応援がモチベーションになる結果と競技に対する姿勢で恩返しできるよう頑張りたい」と話した。一方、礼留飛選手は「コンディションは絶好調。世界選手権が2月にあるので代表に選ばれるよう頑張りたい。次のオリンピックでは銅より良い色のメダル目指したい」と決意を語った。
亜久里選手は、ワールドカップのメンバーに選ばれていて来月初戦が行われるフィンランドに向かう。礼留飛選手は、来週北海道で開かれるNHK杯ジャンプ大会と11月に長野県と山形県で開かれる全日本スキー選手権大会に出場し、今シーズンの戦いをスタートさせる。