2018年08月30日 16:48更新
妙高市の魅力などについて市民に聞いたアンケート調査の結果がこのほど発表された。それによりますと、妙高市に愛着を持っている人が、すべての年代で半数を超えた一方で、市政について満足と答えた人は4割に届かず39.6%だった。
この調査は妙高市が4月に実施したもので、市内在住の15才以上の市民1,000人にアンケートを行い、404人から回答を得た。
このうち「市政全般について満足しているか」という設問ではたいへん満足と答えた人が2.2%、まぁ満足が37.4%、あわせると39.6%だった。どちらとも言えないと答えた人はそれよりも多い42.6%だった。
主要施策別の満足度ランキング(上位)
また、まちづくりにおける施策別の満足度ランキングでは「ガス水道の安定供給」が1位、「健全な財政運営」が2位だった。
主要施策別の満足度ランキング(下位)
一方、最下位は「商業の振興とにぎわいの創出」、次いで「企業誘致の促進と市内企業の活性化」、「雇用・労働環境の充実」とワースト3がすべて経済や産業に関わるものだった。
この他、アンケートでは「今後も妙高市に住み続けたいか」という設問があり、「ずっと住み続けたい」と答えた人が50.0%とちょうど半数だった。
一方で「市外に移り住みたい」と答えた人を年代別でみると、30代以上は10%以下なのに対し、10代は28.6%、20代は18.2%と若い世代で高い結果になっている。
こうした結果に対し、入村市長は「少子高齢化など、人口の問題にいろいろな形で起因する問題が多い。第三次総合計画の策定がこれからはじまるので、今回のデータが生かされる。このデータに対する一番最初の対応になる」と話した。
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