2018年08月09日 18:28更新
水不足が叫ばれる中、高田河川国道事務所は9日、 関川・姫川水系の渇水状況を確認する会議を開き今後の対応を協議した。
会議でははじめに関川の状況が報告された。それによると、7月10日に雨が降ってからまとまった降水がなく、7月の累計雨量は平年に比べて55%、8月は0%となっている。これに伴って、関川の流量が減り続け、現在は、正常流量とされる毎秒6㎥を下回っている。これについて高田河川国道事務所では維持流量は確保できているとみている。
こうした中、上越市は主な水道水を城山、正善寺、柿崎川と3つの浄水場から確保している。
正善寺ダム(9日)
そのうち、正善寺浄水場の貯水量は9日現在、190万トンあり、向こう30日間は雨が降らなくとも必要量を確保できる見込み。
矢代川(4日 矢代大橋から)
一方、妙高市は、主な水道水源である矢代川の水位が低下していて、先月25日から節水を呼び掛けている。現在は、井戸水や上越市からの受水を増やすなどの対策を行っている。
高田河川国道事務所では今後さらに渇水状況が続き、被害が出るようであれば、再び会議を開き対策を練る予定。
※2018年8月9日(木)ニュースLiNK 初回放送18:30~
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