2018年07月24日 05:30更新
高校生のスポーツの祭典「インターハイ」が7月26日から、三重県や岐阜県など東海地区の5県で開催される。上越市と妙高市の高校から出場する選手・チームを紹介する。
インターハイのハンマー投には上越総合技術3年生、髙津有希さん・鴨居小春さん、高田北城3年生の藤井裕成さんの3人が出場する。上越勢から3人が出場するのは初めてとのこと。
上越総合技術 髙津有希さん
そのうち、上越総合技術の髙津さんは県総体で優勝、北信越大会2位の成績を残し、インターハイ出場を決めた。高津さんは自分の課題は投げるときのターンのスピードと振り切り方という。 髙津さんは「練習ではまだ良い投げ出来ていない。本番まで時間があるので、良い投げができるようにしたい」と話す。
上越総合技術 鴨居小春さん
同校の鴨居小春さんも県総体で優勝、北信越大会3位で全国大会の切符を手にした。「(インターハイ)出場はうれしかった。自己ベスト更新ができなかったのは悲しかったけど、出場できてよかった」と話す。「苦手なターン練習を集中してやっている。調子はあまり良くないがやるしかない」と本番に向けて練習に熱が入る。
上越総合技術高校のグラウンドではハンマーを投げることができない。2人が練習できるのは高田公園陸上競技場での週2回のみ。限られた環境で1投1投を大切にしながら、ハンマーを投げていた。
高田北城 藤井裕成さん
そして高田北城からは藤井裕成さんが出場する。藤井さんは県総体と北信越大会ともに5位で出場を決めた。藤井さんは「決まった瞬間はうれしかった。まさかいけるとは思ってなかったので心から嬉しかった」と出場決定時の様子を語る。
藤井さんは現在、腰を故障しているため、この日は丁寧にフォームを確認していた。本番までには腰を治し、万全な状態で本番に臨みたいと話す。
この競技は男子6kg、女子4kgのハンマーを使う。上位入賞を狙うにはまず、男子56m、女子50mの記録を超えなければいけない。
鴨居さんは「自分にとって最後の大会。感謝の気持ちを込めて投げたい」と、藤井さんは「ここまで来られるとはお思っていなかった。インターハイを最後までがんばりたい」と。そして髙津さんは「インターハイでは62mを投げて入賞したい」とそれぞれ目標を話す。
インターハイ 陸上競技は8月1日から三重県伊勢市で行われる。髙津さん・藤井さんが出場する男子ハンマー投は8月2日、鴨居さんが出場する女子ハンマー投は8月5日に実施される。
※2018年7月24日(火)ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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