2016年10月21日 14:43更新

今朝、山麓線の大学前南交差点で横断歩道を渡っていた通学中の小学生２人が普通乗用車に跳ねられる事故があった。子ども２人は顔などに軽傷を負ったが命に別状はないという。

事故が起きたのは上越市大学前の山麓線大学南交差点。警察によると10月21日午前７時20分頃、上越市立高志小学校の１年生２人が横断歩道を渡ろうとしたとき、市内在住の45歳の男性会社員が運転する普通乗用車にはねられた。一緒に登校していた同級生や現場を目撃した付近の住民によると、事故発生当時、横断歩道の信号は青で、男性会社員が運転する車は赤信号で交差点に突っ込んだということ。

車を運転する男性は接触を避けようと、とっさにハンドルを切ったが車体左側のサイドミラーに子どもの顔やかばんが接触。衝撃で子どもたちは転倒した。救急車で市内の病院に運ばれたが、顔面の打撲など軽傷で命に別状はない。

事故直後、付近の住民がこの運転手に事情をたずねたところ「会社の出勤時間に遅れそうで急いでいて、信号をあまり見ていなかった」と話した。警察では事故の原因について調べを進めている。