2018年06月27日 17:21更新
妙高市いもり池で、26日からスイレンの除去作業が始まっている。
スイレンの除去は、妙高山が池の水面に写る“逆さ妙高”を観光客に楽しんでもらおうと、毎年、夏を前に行われている。27日は地元 池の平温泉地区の住民や環境省の職員など約30人が参加し、池に浮かぶスイレンの葉や茎を除去した。
また鋤を池の底に沈めて、スイレンを根元から抜いたり、ヘドロを掻き取る作業も行われた。
スイレンは繁殖力が強く、在来種の生態系に悪影響を及ぼすことから、環境省 重点対策外来種にも指定されている。
除去作業に毎年参加している人は「スイレンの茎の太さが年を追うごとに細くなってきている。重労働で大変な作業だが、徐々に成果が現れている」話していた。また、池の平温泉区協議会 吉越明会長は「外来種を駆除しながら在来の水草などを復活させていかなければいけない。いもり池に来られる方に逆さ妙高を楽しんでいただきたい」と話している。
除去作業は28日まで行われる。
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