2018年06月25日 18:26更新
上越市名立区特産のブランド梅「越の梅」の収穫が23日からはじまった。
名立区ではおよそ2ヘクタールの畑で、550本の梅の木が栽培されている。
一日に収穫されるのは約1トン。そのすべてが「越の梅」と呼ばれる品種。
名立区梅栽培組合の室橋勇吉さんの畑では、23日から収穫が始まっている。
今年の収穫状況について室橋さんは 「今年は小さいのが多くて、選別するのが一苦労、また雨が降ってくれると実が大きくなる。今年の収穫量は7~8トンが目安」と話している。越の梅は実が柔らかく肉厚で、種が小さいことから主に梅干しや梅酒などの加工品に使われる。
また種と実が離れやすくジャムにするのにも適している。地元の生産者おすすめの食べ方は越の梅で作った梅ジュースを牛乳で割ると「飲むヨーグルト」風になる。収穫後に黄色くなった実で梅ジャムを作り、ヨーグルトに入れて食べるのがおすすめ。
収穫された梅は主に県内の酒造会社に送られ、梅酒として販売される。また、上越市の農産物直売所あるるん畑でも販売される。越の梅の収穫はおよそ1週間。7月1日まで続く。また7月7日には一般の人を対象にした収穫イベントが開かれる。参加費は一人200円。詳しくは上越市農業振興協議会事務局 ℡025-537-2123まで。
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