2018年04月09日 11:34更新
上杉謙信公が愛用したといわれている笛、「一節笛(ひとよぎれ)」を使った演奏会が8日、上越市春日山の林泉寺で開催された。
「一節笛(ひとよぎれ)」
「一節笛」は、謙信公が愛用したといわれている笛。笛の所有者は米沢藩上杉家の分家、米沢新田藩 子爵家(よねざわしんでんはん ししゃくけ)、9代目当主の上杉孝久(たかひさ)さん。
写真:右から2番目 9 代目当主 上杉孝久さん
「一節笛」は尺八の原型ともいわれる笛。長年の劣化で音が出なくなる可能性もあることから、上杉さんは、謙信公ゆかりの林泉寺で、その音色を聴きたいと今回演奏会を提案した。
演奏したのは、都山流の尺八奏者、大由鬼山(だいよし きざん)さん。大由さんは「祈りの曲」を演奏した。会場では、一般市民80人ほどが謙信公の時代に思いを馳せながら、笛の音色を楽しんだ。
演奏を聴いた参加者は「重々しくて、しっとりとした貴重なものを聞かせていただきました」と話していた。
なおこの模様は、4月29日からのJCVスペシャルで放送する予定。
※2018年4月9日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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