2018年03月18日 05:31更新
上越警察署の署員たちが自ら踊って、高齢者に交通事故防止を呼びかける動画が9日、動画サイトYou Tubeに公開された。公開から1週間で視聴回数が8,000回を超え、大きな反響を集めている。
ダンス動画より
踊るのは上越警察署の署員や交通機動隊の隊員12人。楽曲は上越地方で音楽活動する男女4人が作った交通安全ソング「まほうのことば」。
動画は今年1月に撮影された
「高齢者に交通安全を呼びかけたい」という上越署からの依頼で曲がつくられた。歌詞は高齢のドライバーと歩行者それぞれに向けた内容で、上越の方言も使われている。
この動画は3月9日You Tube内の新潟県警公式チャンネルで公開された。16日までに視聴回数は8,000回を超えた。この大反響に上越警察署交通課の大島真一課長は「ここまで反響が大きいとは予想していなかった」と驚き、「署員は喜んでいる」と話している。
上越警察署によると、15日までに管内の交通事故は49件で、そのうち65歳以上の高齢者が関わるものは約4割の21件ということ。これは県内全体の割合36.3%よりも高い状況だ。
大島課長は「免許証を返納したくてもできない、生活のために(車が)必要な高齢者が多い」と現状を説明したうたえで、「運転時に注意を払ってほしい」と交通事故に遭わないよう注意を呼びかけている。
上越警察署では今後、町内会や企業対象の交通安全講習で動画を流して、交通事故防止を呼びかけることにしている。
You Tube新潟県警公式チャンネルで公開中
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