2018年03月01日 18:48更新
平成27年度に新しく開校した高田高校安塚分校の初めての卒業式が1日開かれた。
高田高校安塚分校は、平成27年度に開校した。それまでの安塚高校は松之山分校とともに創立105年の歴史があったが、少子化のため単独高校としての機能を廃止、高田高校の分校となった。今回卒業したのは第一期生となる31人。
卒業生代表の新保聖さんは、「3年前高田高校安塚分校として入学した。1つの校舎に2つの学校があり、始業式や終業式も別々の会場で戸惑うことが多くあった。」と挨拶を述べた。新保さんは3年前の安塚分校開校記念式典でも決意の言葉を述べている。その時は「安塚高校の良き伝統を継承して新しい安塚分校を築き上げていきたい。」と決意を述べたそう。それを踏まえて自身の3年間について、「分校1期生という言葉と共に歩んできた。仲間と共に一生懸命に楽しく歩んできた3年間は1期生の最高の宝物」と振り返った。
小野島惠次校長は「何事もはじめての経験は苦労が伴う。前例がない中で1期生はよく頑張った。」と笑顔で卒業生を送り出した。
安塚分校の卒業生は15人が進学、16人が就職とそれぞれの道に進む。
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