2016年12月13日 18:10更新
えちごトキめき鉄道では、リゾート列車「雪月花」の冬の運行を今月23日から始めるのに合わせて、乗客に雪国の暮らしを知ってもらおうと、高田駅で降りて雁木通りを歩くツアーを実施する。ツアーを前に、13日にリハーサルが行われ、市内団体「久比岐野観光ガイドの会」のメンバーが乗客役の人たちを案内した。
ツアーでは高田駅から約500m離れた本町6丁目の町家交流館高田小町までを歩く。乗客は歩きながら高田の雁木が総延長16㎞あることや、雁木は個人が土地を提供してつくられていることなど、雁木の特徴について説明を受ける。
また高田小町では雪国の防寒具、角巻(かくまき)やとんびを着て記念撮影ができるほか、高田の老舗の水あめが販売される。
地元、高田ではこのツアーの実施に合わせ、参加者をもてなすための団体を結成した。かす汁を振る舞うなど高田の魅力を伝えることにしている。
冬の運行は12月23日から来年2月26日までの土日・祝日。えちごトキめき鉄道によると、各コース定員37人に対し、約4割はすでに予約が入っており、予想を上回る反響だということ。
※2016年12月13日 ニュースLiNKで放送 18:30~