2018年01月07日 15:18更新

甘い香りで春を先取り。柏崎市のファームくじらなみで7日からいちご狩りの営業が始まった。

オープン初日には、早速家族連れなどがいちごの摘み取りを楽しんだ。ファームくじらなみでは、５棟のハウスで、新潟県産ブランドいちご「越後姫」を栽培している。

越後姫は、寒冷地である新潟県の気象条件に合わせて品種改良されたいちごで、気温が低く日照量が少なくても糖度が高く育つのが特徴。

多い日には一日3,000人がおとずれるというファームくじらなみ。高設栽培を行い、ミネラルを豊富に含んだ水はけの良い人工の土を使う他、肥料溶液を1日3回、定期的に与えるなど甘くて品質の良いいちご作りに取り組んでいる。農薬は一切使用しないため、洗わずに食べることが出来る。いちご狩りに制限時間は無く、専用のバケツを100円で購入する。

摘み取ったいちごは量り売りされ、そのまま持ち帰る他、併設された休憩所で食べることも出来る。

訪れた人からは「開園が待ち遠しかった。バケツが満タンになるくらい摘みたい」「甘くておいしいいちご。毎年楽しみにしている。高設栽培は子どもも摘みやすい」などの声が聞かれた。

いちごは3月以降甘みが増し、最高16度まで糖度が上がるという。スタッフは「今年も甘くておいしいいちごが出来た。小さいお子さんからお年寄りまで楽しく摘み取って欲しい」と話している。なお、天候や生育状況により臨時休業することもあるため、出かける際は、ホームページやツイッターで開園状況の確認が必要。

「ファームくじらなみ」http://www.farm-kujiranami.com/