2017年12月27日 15:12更新
赤倉を訪れている外国人観光客に地元の子どもたちが26日、英語で街頭インタビューした。インタビューしたのは上越市と妙高市の小・中・高校生7人。子どもたちは、この秋から英会話教室に通っている。
きのうは、子どもたちが教室で学んだことを活かそうと、赤倉温泉街に訪れた外国人観光客に「なぜ妙高に来たのか?」などインタビューした。積極的に声をかける子どもたち。観光客からは「スキーをしたり、日本の文化をみにきた」など答えがかえってきた。
インタビューした中学1年生の女子生徒は「教室に通ったことで、発音や話す文章の意味がちょっと分かった。いろいろな外国人と話せてよかった」。また小学5年生の男子児童は「東京五輪や将来、外国人と話すときに、学んだことを役立てたい」と話した。
教室を開くスタジオジャパホの代表取締役 塚田卓弥さんによると、外国人観光客が増えているなか、妙高市内の店舗では、外国人を雇用して英語対応するケースが多いという。「外国人を雇ってサービスを提供するのではなく、地域の人たちで外国人に対応できたらいいなという思いがある。そういう人を育てようと教室を始めた」と塚田さん。
こちらは、英会話教室で講師を務めるシャーヤ・フォックスさん。赤倉で観光ガイドとして活動している。 シャーヤさんは「1人目のインタビューはちゅうちょしていたが、2人目からは自分から話しを聞きに行って安心した。将来は“世界人”になって、世界を舞台に活躍できる人になってくれれば」と、子どもたちの成長を感じていた。
英会話教室は今回が最終回。教室を主催したスタジオ・ジャパホでは、来年も開きたいと話している。
※2017年12月27日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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