2017年12月04日 16:05更新
来年2月、16年ぶりに冬季国体が妙高市で開催される。アルペンコースやジャンプ台の整備には陸上自衛隊・高田駐屯地の協力が欠かせないことから4日、新潟県と高田駐屯地が協力の協定を締結した。
来年2月25日から4日間にわたり「にいがた妙高はね馬国体」が開催される。会場は赤倉シャンツエや、赤倉観光リゾートスキー場などが使われる予定。クロスカントリーコースやジャンプ台の整備には高田駐屯地の協力が欠かせない。
協定式には、新潟県の溝口洋 副知事、高田駐屯地の北島祟生 司令が臨み協定書に調印した。その内容によると、大会の13日前から隊員約240人が、各会場の整備に携わる。高田駐屯地では、これまでも国体や長野オリンピックで支援を行っていて、そのノウハウは高く評価されている。
新潟県の溝口洋 副知事は「高田駐屯地は精鋭が集まっている部隊。とても心強い」と期待をしていた。これに対し、高田駐屯地の北島祟生 司令は「選手のため、地元のために全力を尽くしたい」と抱負を語った。
今回の国体は平昌オリンピックが終わったあとに開催されることから、オリンピックで活躍した選手の参加も期待されている。新潟県スキー連盟の次井雪雄さんは「ほとんどの都道府県が有力選手を出そうとしている。国民のためにオリンピック選手も協力する姿勢を持っているので、期待している」と述べた。
この他、国体予選となる県スキー選手権大会が同じく妙高市で開かれることから、妙高市が駐屯地との間で協定を結んだ。
年明けは、平昌オリンピックから妙高市での県大会、そして国体と熱い冬になりそうだ。
※2017年12月4日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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