2025年03月25日 14:50更新
第100回を迎える高田城址公園観桜会を盛り上げようと、サクラをテーマにした小中学生向けのアニメが完成しました。25日(火)からYouTubeで公開されています。
アニメのタイトルは、「とびだせ上越~100年桜~」です。テーマは「サクラを未来に残す」で、サクラが100年間大切にされてきた理由を学べる、市内の小中学生向けの内容になっています。
YouTubeより
物語は、「サクラの精霊」が花見をしようとする人たちを拒んでサクラが枯れ始める中、「上越の精霊」がサクラと市民とのつながりを伝え、サクラがきれいに咲き誇るまちを取り戻すものです。長さは5分30秒ほどです。
サクラが植えられた経緯について旧日本軍が関わったことや、観桜会の始まりについて、史実を基にファンタジックに表現しています。
制作はアニメ「ONE PIECE」などを手掛けた経験がある柏崎アニメスタジオです。上越の精霊役の声優は上越市出身の宮原颯希さん。主題歌と音楽は長岡市出身の音楽ユニット「ひなた」が担当しました。
制作にあたりアニメを企画した「上越市文化発信実行委員会」では、今年1月にクラウドファンディングと協賛金を募りました。結果、市民や市内の企業などを中心にあわせておよそ200万円が集まりました。
上越市文化発信実行委員会の飯田孝浩さんは、「サクラは手入れをすれば寿命が延びるので、次の100年へとみんなで大切に育てていきたい。アニメを見てその思いが伝われば」と話しています。アニメは、動画サイトYouTubeで「cocola アニメ」もしくは「観桜会 アニメ」と検索してください。また、フリーペーパーcocola 4月号に掲載されているQRコードを読み取っても見ることができます。
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