2025年03月24日 18:14更新

北陸新幹線の開業10周年に合わせ、駅周辺のにぎわいづくりを考えるフォーラムが22日（土）、上越妙高駅西口の釜蓋遺跡ガイダンスで開かれました。

フォーラムは北陸新幹線が開業10周年を迎え、次の10年、2035年に向けた駅周辺のにぎわいづくりを考えようと、上越市や妙高市の事業者などでつくる「上越妙高駅ネクスト10コンソーシアム」が開きました。

フォーラムでは上越妙高駅が開業してから上越市に移住し、事業を立ち上げた3人が、上越妙高エリアの活性化に向けたアイデアなどを発表しました。3人はそれぞれクラフトビールの製造・販売、町家のリノベーション、子ども食堂の運営をしています。

子ども食堂を運営 高木桂さん
「（移住の理由）海も山もあるところはあまりない。雪が降るところが良かった。東京の生活が長かったので、東京都とのアクセスが良かった」

このあと上越市のコンサルティング会社、デジタルマネージ・ウィズエーが複数の飲食店が並ぶ駅西口の商業施設「フルサット」がどのように利用されているか報告しました。それによりますと、利用する人は昼よりも夜が多いということです。そのうえで駅周辺の施設整備について次のように話しました。

デジタルマネージ・ウィズエー 横田孝宜さん
「（夜営業）早く閉まる。新潟らしさ、上越らしさを感じられる店もまだまだ少ない」

上越妙高駅ネクスト10コンソーシアム 平原匡さん
「観光などまだまだ深堀りしなければいけない分野がある。地域課題や社会課題など、テーマを変えてフォーラムを開いていきたい」