2025年03月17日 17:01更新
老朽化に伴い上越市大貫に新しく建てられた金谷地区公民館が完成し、15日(土)に竣工式が開かれました。
新しい金谷地区公民館は上越市大貫の山麓線沿い、レストラン・ヨーデル金谷の南側に完成しました。敷地面積はおよそ3900平方メートルです。建物は平屋建てで、延床面積は680平方メートル、寺町2丁目にあった以前の公民館と比べおよそ2.5倍です。
ここはホワイエと呼ばれる市民交流スペースです。内壁や下駄箱、机、いすには上越市大島区産のスギ材が使われています。
またホワイエからはベンチやテーブルがあるテラスや外の交流広場に直接行くことができます。
全面バリアフリーで、玄関や和室の出入り口など段差がありません。
この日は竣工式が開かれ、中川市長や地元の町内会長などおよそ40人が出席しました。
中川市長
「この公民館を金谷地区の新たなシンボルとして幅広い世代の多くの皆さんから、さまざまな用途で利用してもらい、地域の学びの場、憩い・交流する場として末永く親しまれる施設になることを期待」
金谷地区は公民館周辺の大貫や山間部の中ノ俣など28町内あります。人口はおよそ1万4000人です。
式典では金谷地区振興協議会の髙橋敏光会長が、これまで市内では金谷地区だけが地区内に公民館がなかったことに触れ、寺町2丁目の町内会館を利用してきたこと。また地区内に公民館を建設するよう粘り強く要望してきた活動を振り返りました。
金谷地区振興協議会 髙橋敏光 会長
「約10年、一生懸命に活動してきた。すばらしい、新しい公民館ができて、喜んでいる」
このあと内覧会が開かれ、地元の住民が参加しました。
内覧に来た人
「すてき。地域の皆さんがここに集まって、体操をするのかと思うと楽しみ。床も平らでバリアフリーになっていて、大勢が喜んで集うと思う」
金谷地区振興協議会 髙橋敏光 会長
「活用はいろいろ考えて地域の人がたくさん来るだろうと思う。(農業)生産者がいるので新鮮な野菜など、ここの玄関先で売れればいい」
金谷地区公民館の利用は17日(月)から始まりました。開館時間は午前8時30分から午後10時です。総事業費はおよそ5億3383万円で、このうち95パーセントは合併特例債を活用しました。
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